訪問歯科診療

介護職員が口腔ケアのエース!?

こんにちは!歯科医師の原田です。
大型連休も終わり、5月病でなんとなく気分が乗らない方も多いのではないでしょうか?
しかし、1年の中で5月はもっとも気候が穏やかで過ごしやすい季節。訪問診療で医院を飛び出すと、街路樹の葉が青々と生い茂り、目にあざやかに映ります。
連休で乱れた生活もメリハリのある生活に戻したいものです。

訪問診療・往診車 Spring

今日は訪問診療にいつも帯同する歯科衛生士さんについて皆さんにご紹介します。

そもそも歯科衛生士とは・・・

歯科衛生士とは

主な業務内容は
・歯科予防処置
・歯科診療の補助
・歯科保健指導 となります。

虫歯や歯周病は生活習慣病です。
正しい生活習慣やセルフケアを実行できるよう、幼児期から高年期までライフステージに合わせた専門的な支援を行います。

特に訪問の現場では、本人への指導はもちろん、麻痺や認知症などにより自身でのケアが難しい方への口腔機能管理、介護施設職員やご家族への指導・サポートも行います。

訪問診療・往診車 Spring

ただ、一方でまだまだ一部の方にしか携わることが出来ていないのも現状です。その背景には、過酷で人材不足な介護現場、歯科衛生士不足など多くの問題を抱えています。

日本には現在123,810人(H26厚労省HPより)の歯科衛生士がいますが、求人倍率は15-20%(全国歯科衛生士教育協議会の調査)と多くの需要があるにも関わらず、圧倒的に衛生士の数が不足しているのです。

また、高齢化社会において要支援・要介護となる方の数は年々増えていきます。

要支援・要介護認定者の推移

つまり!既存の歯科衛生士だけでは、多くの高齢者の方のお口の健康を守ることができないのです・・・

そこで、この危機をともに乗り越えていくために介護職員の方の活躍が必要なのです。

しかし、実際、口の中を触ることはとても勇気がいること。

ワーカーに対するアンケート結果

※高齢者介護の現場での口腔ケア(2001)-Oral Health Care on Field of Long Term Care for  Elderly:鶴見大学歯学部高齢者歯科学講座 飯田良平他;老年歯学第16巻第2号

グラグラしている歯だったり、歯ブラシを当てると出血したり・・さてまた口をなかなか開けてくれなかったり・・・

そこでそんな悩みを解消してくれる歯科衛生士の登場です!

ふじた歯科の歯科衛生士

実際、ふじた歯科が訪問している介護施設では指導を受けた職員の方が中心となって、施設全体で熱心に口腔ケアに取り組んでいらっしゃいます。「部屋の臭いが消えた」、「利用者さんから喜んでもらえた」等うれしい声を耳にします。

ぜひ介護職員の方々には、適切で安全な口腔ケアを身に付けてもらいご自身のステップアップにもつなげてもらいたいです。

これから高齢化がすすみ、2035年までに、更に100万⼈超の介護職員が必要になると⾒込まれています。(経済産業省・将来の介護需要に即した介護サービス提供に関する研究会報告書より2016年3⽉24⽇)

介護の世界では「口腔ケアの知識・技術は必須」と言われる日まで、僕たちも頑張ります。
次回は6月更新予定です。

「患者様の気持ちを第一に。」

「歯医者が苦手」、「どんな治療をされるか不安」…

そんな患者様の不安な気持ちを取り除き、安心して治療を受けて頂くために、
ふじた歯科では丁寧なカウンセリングと治療説明、そして清潔でリラックスできる環境作りにも心を配っています。

私たちが患者様の立場だったら…自分たちが「こういう治療を受けたい」と思う治療プランを提案します。

歯に関するお悩みがある方、お気軽にご相談ください